【NEW】馬場明子『誰も知らない特攻 島尾敏雄の「震洋」』

2019/10/05 15:03
広報委員(宮嶋)

 

 

四六判上製160頁 1,600円(税別) 

ISBN978-4-89642-588-8 C0095 

 

17年前、テレビドキュメンタリー「幻の特攻艇震洋の足跡」が作られた。 

あの時話を聞かせてくれた元震洋隊の方々。久しぶりに訪ねると、彼らはこう言った。 

「もう誰も知りませんよ」 

 

元第18震洋隊長 

島尾敏雄の文学作品 

『出孤島記』(一九四九年) 

『出発は遂に訪れず』(一九六二年) 

『私の文学遍歴』(一九六六年) 

『魚雷艇学生』(一九八五年) 

『震洋発進』(一九八七年) 

 

残された島尾の証言を手がかりに改めて「幻の特攻艇震洋の足跡」をたどる 

 

 

目次: 頁 

はじめに:  1  

第一章 特攻への道 

「私は震洋隊設定当初からの要員に属した」: 11  

第二章 フィリピン コレヒドール 

「元々、死に場所になるはずだった」: 27  

第三章 沖縄 金武: 

「生き残ってだらしがないな」:  43  

第四章 島尾部隊進出 

「加計呂麻島といっても知っている人はありますまい」:  61  

第五章 出撃命令 

「ソーイン、シューゴー」:  75  

第六章 八月十五日 

「センソウハ、オワッタノカモシレナイ」:  85  

第七章 震洋の最期 

「幻の横穴のうつろが見えたようであった」: 97  

第八章 特攻の戦後 

「震洋体験を伏せておきたかった」:  107  

第九章 ノスタルジア 

「おーいシマオ中尉!」:  123  

第十章 誰も知らない特攻 

「一度も実戦を戦っていない」: 131  

 

二つのエピローグ: 143  

主要参考・引用文献:  153  

あとがき