【重要】比較文明学会第34 回大会開催概要

2016/10/25 09:32
広報委員(宮嶋)

日程:2016 年11 月5日(土)、6日(日) 

会場:同志社女子大学 今出川キャンパス(純正館) 

【キャンパスマップは、本ページの一番下でダウンロードできます。】 

 

大会テーマ:新しい「文化の都」構築に向けて 

大会趣旨: 

地球上のさまざまな文明が文化の都を築き上げてきた。それぞれの都にそれぞれの文 

明の核となる知恵が凝縮されている。かつてないグローバル化と多様化の波にさらされ 

て、文化も価値観も漂流し、とかく方向を見失いかねない今日こそ、心のよりどころと 

なる文化の都をいかに構築することができるかが、問われている。 

混迷のときは「温故知新」の言葉に立ち戻りたい。本大会は、古今東西の文化の都か 

らどのような知恵を借りて、どのような形で新しい文化の都の構築に生かせるか、「故」 

と「新」を軸にしつつ、「新」によりエネルギーを注いで、大いに議論を交わしたい。 

 

大会スケジュール 

【大会第1 日 2016 年11 月5 日(土)】 

9:30 受付開始 

10:00〜11:20 役員会 

11:30〜12:00 開会・総会 

13:30〜18:00 公開シンポジウム(国際京都学協会と共催) 

「京の都 伝統と創造の場とその心」 

18:30〜20:30 懇親会 

 

【大会第2 日 2016 年11 月6 日(日)】 

9:00〜12:30 個人研究発表 

【個人研究発表のタイムテーブルは、本ページの一番下でダウンロードできます。】 

13:30〜16:30 公開シンポジウム 

「文化の都の古今東西、そして未来」 

初日公開シンポジウムのテーマと趣旨(国際京都学協会と共催) 

テーマ:京の都 伝統と創造の場とその心 

趣 旨: 

 京の都に住まう人々は、時代の激しい変化の潮流にのまれながらも、常に次世代に目を向け、さまざまな外来文化と共存し、その時々の文明や社会システムに適応してきた。都人は継承してきた文化をそのまま保持するというネガティヴな姿勢ではなく、新時代に対応するポジティヴな行動を展開してきたといえる。そして今日では、世界の人々が訪れたい「都」のナンバーワンとしての地位を確立し、訪問客は多くの観光資源を体験している。 

 本シンポジウムでは、外国人観光客で賑わう祇園界隈という「場」で五感を研ぎ澄ませながら人々が体験する都の文化を支えてきた「京舞井上流」の世界について五世井上八千代氏、「和食の世界」について料亭菊乃井の村田吉弘氏に実践者としての「心」を語ってもらい、それをふまえ情報人類学者の奥野卓司氏がその伝統と創造の場を俯瞰し、そうした文化を生み出すエネルギーについて講演する。 

 そして当日の参加者ともコミュニケーションを取りながら、「文化の都、京都の未来」 

に何を受け渡していくかを探しあてることができたら幸いである。 

 

タイムスケジュール 

13:30~13:35 開会の挨拶と司会進行 原田憲一 (至誠館大学学長) 

13:35~13:40 挨拶 杉田繁治(国際京都学協会副理事長) 

 

第1 部 講演 

13:40~14:20 講演:井上八千代(京舞井上流五世家元) 

「京舞井上流について」 

14:20~14:30 一般参加者との質疑応答 

14:30~14:40 休憩 

14:40~15:20 講演:村田吉弘(料亭菊乃井主人) 

「日本料理とは何か」 

15:20~15:30 一般参加者との質疑応答 

 

第2 部 講演とパネルディスカッション 

15:40~16:20 講演:奥野卓司(関西学院大学教授) 

「都の『伝統と創造』という嘘・・・スッパ情報こそ京都の力」 

16:20~16:25 休憩 

16:25~16:40 コメント1:石毛直道(国立民族学博物館名誉教授) 

16:40~16:55 コメント2:中牧弘允(吹田市立博物館館長、比較文明学会副会長) 

16:55~17:30 パネルディスカッション&一般参加者との質疑応答 

17:30 閉会の挨拶 松本亮三(東海大学教授、比較文明学会会長) 

 

2 日目公開シンポジウムのテーマと趣旨 

テーマ:文化の都の古今東西、そして未来 

趣 旨: 

中国文明・日本文明・西欧キリスト教文明・イスラム文明などの代表的な文化の都を熱く/冷やかに語る研究者を招き、文化の都の歴史を振り返りつつ、それぞれの文明における文化の都の知恵とは何か、それらの知恵を新しい文化の都の構築にどう生かせるかを中心に語ってもらい、フロアの参加者とともにディスカッションしていく。 

 

タイムスケジュール 

13:30~13:40 開会の挨拶と司会進行 小倉紀藏(京都大学教授) 

第一部 シンポジストのミニ講演とコメント 

13:40〜14:00 妹尾達彦 中央大学教授 

「長安——世界システムの境界都市」 

14:00〜14:20 鈴木 董 東京大学名誉教授 

「三帝国の帝都でもあった、オスマンの帝都イスタンブル」 

14:20〜14:40 南川高志 京都大学教授 

「古代都市ローマ:大帝国の理念と現実が昇華する場」 

14:40〜15:00 井上章一 国際日本文化研究センター教授 

「京都と小京都」 

15:00〜15:20 松本亮三 東海大学教授、比較文明学会会長 

コメント 

15:20〜15:30 休憩 

第二部 質疑応答とディスカッション 

15:30〜16:00 シンポジストによるディスカッション(松本会長のコメントに沿って) 

16:00〜16:30 質疑応答