同志社大学 一神教学際研究センター(CISMOR)セミナー

2016/06/26 16:33
広報委員(宮嶋)

 

この度、同志社大学一神教学際研究センターでは、ハーバード大学東アジア言語文明学科教授のジェームス・ロブソン教授をお招きして、研究者・学生対象セミナー「神としての老子:西洋の道教受容の中で失われたもの」を7/6(水)に開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。 

皆様のご参加をお待ち申し上げております。 

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【日時】2016年7月6日(水)16:40〜18:10  

【会場】 同志社大学 今出川キャンパス 至誠館S33教室 

      *京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」下車 1番出口より徒歩3分 

 

【テーマ】「神としての老子:西洋の道教受容の中で失われたもの」 

【講師】ジェームス・ロブソン博士(ハーバード大学東アジア言語文明学科・教授) 

【参加対象者】研究者・学生 

【プログラム】 

16:40 - 16:45 センター長の挨拶  

16:45 - 17:25 講義  

17:25 - 18:10 ディスカッション 

【講演会要旨】 

 道教は、良く知られている一方で、その理解が進んでいない宗教の一つです。道教の教えは、元来、正典とされる『道徳経』や『荘子』の翻訳・解釈を介して 広がり、様々な文化に多大なる影響を与えました。実際、これらの書物はジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)、啓蒙思想家として知られるイマ ニュエル・カント(1724-1804)、ヘンリー・デヴィッド・ソロー(1817-1862)やラルフ・ワルド・エマーソン(1803-1882)のような超越主義者、アレイスター・クロウリー(1875-1947)のようなオカルティスト、著名なユダヤ哲学者にしてエッセイスト、翻訳家でもあるマル ティン・ブーバー(1878-1965)、哲学者マルティン・ハイデガー(1889-1976)、文豪アルフレッド・テニスン卿(1809-1892)や オスカー・ワイルド(1854-1900)といった人物に影響を与えています。 

 西洋の人々が思い浮かべる道教のイメージは、今日の道教の理解に影響を与えています。もっとも顕著な例は、道教には二つの道教があるという考えで、 「純」なもの(哲学)と「不純」なもの(道教の宗教儀礼)があるとの不自然な区別が生み出されています。仏教が宗教ではなく、哲学として西洋で受け入れられたのと同じような過程を道教もまた辿っているのです。近年の学界では、宗教と哲学を完全に分離した考え方は不正確で、支持できないとされているにも関わらず、中国の宗教一般、特に道教においては先に述べたような誤った認識が今なお広く行きわたっています。このセミナーでは、哲学と宗教という二つの区分に 纏わる諸問題を見ていくとともに、『道徳経』のような史料を特定の視点から読み解こうとするあまり、埋もれてしまったあまり知られていない道教の伝統の側 面についても明らかにしていきます。 

 

※使用言語は英語です。 

<お申込方法> 

?名前?所属・身分をご記入のうえ、同志社大学一神教学際研究センター info@cismor.jp までメールにてお申し込みください。 

<応募締切> 2016年7月5日(火) 

 

参加費はどちらも無料です。 

詳細は 

日本語ページ:http://www.cismor.jp/jp/ 

English page: http://www.cismor.jp/en/ 

facebook https://www.facebook.com/doshisha.cismor 

 

お問い合わせ… 同志社大学 一神教学際研究センター Tel. 075-251-3726