大澤千恵子『見えない世界の物語』

2015/07/29 16:31
広報委員(宮嶋)

 

 

出版社:講談社 

発売日 :2014年04月10日 

定価 : 本体1,650円(税別) 

 

ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。『アラビアン・ナイト』、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン『人魚姫』、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。 

 

序章 宗教・子ども・ファンタジー 

1章 児童文学の宗教性 

2章 現実を超えた物語の誕生と展開 

3章 運命の女神から妖精へ——フランスで生まれた妖精物語 

4章 妖精物語からメルヒェンへ——ドイツの子ども向けの教育的物語 

5章 物語にみるキリスト教的価値理念とその変容——ペローからグリムへ 

6章 「子ども」と「ファンタジー」の宗教性——アンデルセン童話の登場 

7章 イギリス児童文学の中のアルカディア 

8章 宮崎駿のアニメーション映画が語るもの 

 

.ISBN:978-4-06-258576-7 

判型/ページ数:四六/256ページ 

電子版製品名:見えない世界の物語 超越性とファンタジー 

シリーズ:講談社選書メチエ