比較文明学会30周年記念出版編集委員会『文明の未来 いま、あらためて比較文明学の視点から 』 

2014/05/27 14:26
広報委員(宮嶋)

混迷をきわめる現代の状況を克服し、文明のよりよき未来を構築するために比較文明学が果たすべき役割を17人の著者がそれぞれの専門分野から説き、新たな世界(地球)文明を構想するための要諦を示す。 

 

単行本: 318ページ  

出版社: 東海大学出版部  

ISBN-10: 4486019830  

ISBN-13: 978-4486019831  

発売日: 2014/5/15  

価格: 3000円+税 

 

 

目  次  

 

序文  文明の未来を問う  伊東俊太郎 

 

第一部 いま、生態系と文明系を問う  

総合知としての比較文明学—その構築に向けて  松本亮三 

「生態系から文明系へ」再考—谷口国際シンポジウム「文明学部門」の遺産 

 中牧弘允 

生命体としての文明—生命史から人類史へ  小林道憲 

近代文明の発達とランドスケープ(風景)保全思想の展開  赤坂 信 

 

第二部 いま、生態智と文明智を問う 

森の思想—アメリカ先住民の生態智と二一世紀文明  阿部珠理 

生態智と平安文明  鎌田東二 

「進歩」への問い—ローカルなジャワ文明の思想と人類の未来  加藤久典 

心身の痛みと「場所性」の回復—沖縄のシャーマンの身体知に探る世界認識 

 佐藤壮広 

 

第三部 いま、比較文明の方法論を問う 

グローバル時代の歴史学—グローバル・ヒストリーと未来をみつめる歴史研究  島田竜登 

マヤ文明の研究を通して考える比較文明学の方法—切断の方法論から接合の方法論へ  横山玲子 

<汎霊論>と<アニミズム>—東アジア的生命観の二源流  小倉紀蔵 

企業の文明学—スポーツとの出会いと別れ  澤野雅彦 

 

第四部 文明の過去から未来を透視する 

ストーンヘンジと文明  服部研二 

紛争を超える思想を求めて—寛容思想の限界を超えて  保坂俊司 

司馬遼太郎の文明観—古代から未来への視野  高橋誠一郎 

人口動態から見る文明の未来  鬼頭 宏