比較文明学会第28回大会概要(1)

2010/11/15 00:00
広報委員(宮嶋)

比較文明学会 第28回大会について   

                                          9月2日 実行委員長 龍村あや子  

 

第28回大会は2010年11月27日(土)・28日(日)の両日、次の要領で行われます。 

1)大会テーマ 「芸術から文明を考える — 収奪文明から還流文明へ」 

趣旨:今日に至るまで、文明の発展は科学と社会の進展を推し進める一方で、人間から生きる生命力を奪い、自然から離脱させ、結果として収奪の構造を絶えず推し進めてきた。人間の根源的な表現衝動に発する芸術は、こうした流れを変え、人間が生き生きとした世界を自ら創り出してゆくことにどのように関わるのか。様々な芸術のあり方を通してこの問題を考える。  

2)協賛 京都市立芸術大学、池坊短期大学、財団法人池坊華道会、北アメリカ先住民アート研究会 

3)場所 池坊短期大学 〒600-8491 京都市下京区四条室町鶏鉾町 

 (JR京都駅から地下鉄烏丸線で2駅の四条烏丸駅から徒歩3分。阪急四条烏丸駅から同じく3分。梅田からも阪急の特急で来ることができます。) 

4)実行委員会事務局 〒610-1197京都市西京区大枝沓掛町13-6京都市立芸術大学・ 

 龍村研究室 tatsumura@kcua.ac.jp  075-334-2262 

5)大会費用 今回は地の利を優先して池坊短期大学の施設を借りるため、以下のようになります。会員参加費:¥4000 懇親会費(ホテル日航プリンセス京都):¥6000(学生半額) 

27日のみの一般の方々の聴講:¥1000(但し2日にわたる一般の方々の聴講は¥4000、28日のみの聴講は¥3000をいただきます。) 

当日の支払いは大変な混乱が予想されますので、会員の方々は、できる限り後日送付する振込み書にて事前にお支払い願います。なお今年度入会された方の御発表には、すでに学会費を納入済ということが必要ですので、当該の方はよろしくお願いいたします。 

6)宿泊について  実行委員会では斡旋はいたしませんので、各自インターネット、旅行社などでできるだけ早くホテル等の予約をお願いします。この時期の京都は大変混雑しますが、開催場所は交通アクセスの良い場所ですので、近隣の府県の宿泊も考えられます。 

7)池坊由紀氏のワークショップについて このワークショップは実際に花をいける指導をしながら行われます。学会員の中からステージで指導を受ける方3名を募集しますので、希望者は事務局までメールで申し込み願います(tatsumura@kcua.ac.jp)。なお、希望者多数の場合には抽選といたします。 

8)個人発表の時間について 

28日の個人発表の時間は、原則として、質疑応答を含めて30分です。全体の発表の後、もしくは小休止の前に5分~10分ほどの時間がありますので、全体討論もしくは補足質問等に当ててください。 

司会者については後日決定します。 

 

<プログラム> 

11月27日(土)  

9: 30受付開始(6階) 10:00−11:00 役員会 11:10−12:00 総会 (6階第2会議室) 

(以下は地下1階こころホール) 

13:00-13:05会長挨拶 染谷臣道 13:05 - 13:10「梅棹忠夫先生を偲んで」杉田繁治 

13:10-13: 50 公開講演 司会:   

 上村淳之(日本画家・京都市立芸術大学名誉教授・日本芸術院会員) 

 「日本画に見る<自然>と時空間 — 21世紀の世界に向けて」 

14:00−15:50 公開シンポジウム 「21世紀における日本文明と芸術の意義」 司会:村瀬智 

 13:50−14:00 休憩 

 パネリスト:小林道憲(麗澤大学客員教授)、令泉為人(令泉家当主)、 

 龍村光峯(織物美術研究・創作家)、鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター) 

 15:50−16:00 休憩  

16:00−17:00 いけばな公開ワークショップ 池坊由紀(池坊華道会次期家元) 司会:杉田繁治 

 17:30  懇親会(ホテル日航プリンセス予定)司会・挨拶:中牧弘允 

 

11月28日(日)(A・Bの2つのセッションの平行開設)  

 9:00 受付開始              

◆I A.9:30-12: 10 62室 テーマ部会A 

芸術から文明を考える — 還流に向けて(1)         

司会: 龍村あや子/潮江宏三        

1)潮江宏三(京都市立芸術大学) 「W. ブレイクと古代芸術 — 文明論的視点から」 

2)池上俊郎(京都市立芸術大学)「進化と遺産 — 文化と美学」 

・・・・・・小休憩・・・・・ 

3)田村 史子(筑紫女学園大学)「ジャワのガムラン・宮廷舞踊の伝統と現在」 

4)龍村あや子(京都市立芸術大学)「中央・西アジア・イスラム音楽文化圏に見る<愛>の表現 

— 音楽と信仰」 

◆I B. 9:30-12:10 63B室 一般論題A 司会:  

1)福永英雄(龍谷大学非常勤講師および京都造形芸術大学非常勤講師) 

 「社会学から文明学の構築へ — 現代の超領域的理論実践」 

2)浅香佳子(大阪国際大学) 「中世英文学における自然概念とその発展 

   — エコクリティカルなアプローチ」 

             ・・・・・・小休憩・・・・・・ 

3)西村邦行(京都大学大学院法学研究科) 「没落する西欧とその再建 — E・H・カーと 

P・F・ドラッカーの秩序構想」  

4)加藤久典(大阪大谷大学) 「文明と暴力(戦争を含む)」 

12:10−13:10 昼食  

 

◆II A.13:10-14:50  62室 テーマ部会B 

芸術から文明を考える—還流に向けて(2) 

1)加須屋明子(京都市立芸術大学)「ポーランド現代美術の一様相」 

2)秋丸知貴(日図デザイン博物館)「〈象徴形式〉としてのキュビスム  

— 一点透視遠近法的世界観から世界同時性的世界観へ」 

3)高橋悟(京都市立芸術大学)「芸術と環境 — 生存のエシックスの視点から」 

 

◆II B.13:10-14:50  63B室 テーマ部会C 

芸術から文明を考える — 還流に向けて(3) 

1)遠藤衣穂(京都市立芸術大学/東京藝術大学) 

  「西洋文明におけるキリスト教典礼音楽 — 中世の視点から」 

2)岸上伸啓(国立民族学博物館) 

 「20世紀後半以降における先住民アートの展開 — イヌイット版画を中心に」 

3)横山玲子(東海大学) 

 「双方向的な関係性に関する一考察 — マヤ文明の図像と神話の解釈から」 

※滝奈々子先生が参加できなくなったので、IIBの3番目に横山玲子先生が発表されることになりました。 

 

*(2へ続く)