高橋誠一郎 『「竜馬」という日本人』

2009/11/24 23:10
広報委員(宮嶋)

高橋誠一郎著『「竜馬」という日本人 —司馬遼太郎が描いたこと— 』 

 

発行:人文書館  

四六判 396ページ 上製 

定価:2,800円+税  

ISBN978-4-903174-23-5 C0095 

初版発行年月:2009年11月 

 

■紹介 

“日本の未来をつくるために” 

歴史文学者として、文明史家として、そして独創的思想家として、 

この国の「かたち」と「ひとびとの心」を見つめ続けた司馬遼太郎。 

暗雲に覆われ、政治激動、経済沈淪の続く「閉塞した時代」、 

こころの歪み著しい「虚無の時代」を、どう生きるのか。 

国民的歴史小説『竜馬がゆく』や『世に棲む日日』、 

そして『菜の花の沖』などを、比較文明学の第一人者が、 

司馬遼太郎の人間学的空間のなかで精細に読み解き、 

日本とは、そして日本人とは何かを問いなおす! 

 

時代は動いている。 

竜馬が、天を駈け、地を奔っている! 

「おらァ、ニッポンという国をつくるつもりでいる。」 

(司馬遼太郎『竜馬がゆく』より) 

 

■目次 

 序  物語のはじまり—竜馬という“奇蹟” 

第一章 幕末の風雲—竜馬は生きている。 

第二章 “黒船”というグローバリズム—「開国」か「攘夷」か 

第三章 竜馬という存在—桂浜の月を追って 

第四章 「日本(にっぽん)人」の誕生—竜馬と勝海舟との出会い 

第五章 「文明」の灯をともす—“おれは死なぬ。” 

第六章 “理想への坂”をのぼる—竜馬の国民像 

第七章 竜馬の「大勇」—二十一世紀への視野 

 

■著者プロフィール 

高橋誠一郎(タカハシ セイイチロウ) 

1949(昭和24)年、二本松市生まれ。 

東海大学文学部文学研究科(文明研究専攻)修士課程修了。 

現在は東海大学外国語教育センター教授。 

比較文明学会理事。 

専攻はロシア文学、比較文学、比較文明学。 

日本ロシア文学会、日本比較文学会、比較思想学会、日本ペンクラブ会員。 

 

■主な著書 

〈ドストエフスキー関係〉 

『「罪と罰」を読む(新版)—〈知〉の危機とドストエフスキー』(刀水書房、2000年) 

『欧化と国粋—日露の「文明開化」とドストエフスキー』(刀水書房、2002年) 

『ロシアの近代化と若きドストエフスキー—「祖国戦争」からクリミア戦争へ』 

(成文社、2007年)など。 

〈司馬遼太郎関係〉 

『この国のあした』『司馬遼太郎の平和観』『司馬遼太郎と時代小説』など。